CentOS 7.4 インストール直後の初期設定(VPS-Indigo編)
実現する機能
CentOSインストール直後は、セキュリティを確保するためにアップデートを速やかに行う必要があります。セキュリティ強化のため、SELinuxを有効にしていますが、使い辛い事はありません。
以下の記述は、備忘録なので、動作保証はありません。悪しからず。
初期設定手順
Tera Termを使っての初期設定作業
以下の黒背景部分はTera Termを表示しています。紫色はキーボードから入力するコマンド(コピペした方が楽ですが、コマンドは覚えられません)、緑はコマンドや処理内容の説明、白は自動表示する部分、赤は注意書きです。
1 CentOSのアップデート
#インストール済パッケージの一括アップデート [root@e4vlm0ra ~]# yum -y update Loaded plugins: fastestmirror … … Installed: grub2.x86_64 1:2.02-0.80.el7.centos … Dependency Installed: Updated: Replaced: Complete! |
2 VPSでもファイアウォールを設定するので、サーバーのファイアウォールは停止
#VPSでもファイアウォールを設定するので、CentOSのそれは停止 [root@e4vlm0ra ~]# systemctl stop firewalld #ファイアウォール自動起動停止 Removed symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/firewalld.service. Removed symlink /etc/systemd/system/dbus-org.fedoraproject.FirewallD1.service. |
3 管理者rootになれるユーザを作成する
#root以外のユーザーがいないので、ユーザー(「tu」は例示)を作成する [root@e4vlm0ra ~]# useradd tu #rユーザー(「tu」は例示)のパスワードを設定する [root@e4vlm0ra ~]# passwd tu Changing password for user tu. #ユーザー(「tu」は例示)パスワードを作成入力する New password: #ユーザー(「tu」は例示)パスワードを再度入力する Retype new password: #パスワードの設定が成功すると、下のメッセージが表示される passwd: all authentication tokens updated successfully. #管理者権限を持つwheelグループにユーザー(tuは例示)を登録 #ユーザー認証ファイルの編集 #ユーザーを削除する場合は以下のコマンドで |
4 標準リポジトリ導入
※リポジトリ=ソフトのダウンロード先
#標準リポジトリをインストール [root@e4vlm0ra ~]# yum -y install yum-plugin-priorities インストール: 完了しました! #標準リポジトリを最優先 (プライオリティ=1)にする #CentOS SCLo Software collections を追加 インストール: 完了しました! #プライオリティを10にする #プライオリティを10にする |
5 EPELリポジトリ導入
#epel-releaseインストール [root@e4vlm0ra ~]# yum -y install epel-release インストール: epel-release.noarch 0:7-9 完了しました! |
6 REMIリポジトリ導入
#Remi’s RPM repositoryをインストール [root@e4vlm0ra ~]# yum -y install http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm インストール: 完了しました! #プライオリティを10にする |
以上